解体費用シミュレーター
構造(木造・鉄骨・RC)と延床坪数、地域、付帯工事、アスベストの有無から空き家解体費用の概算を算出するツール。主要自治体の解体補助金制度も併せて表示します。
入力
延床面積は登記事項証明書(建物)または固定資産税納税通知書で確認できます。 坪 = ㎡ ÷ 3.305785。1坪は約3.3㎡です。
付帯工事
なぜこのシミュレーションが重要か
相続した実家を解体する判断は、解体費用の規模感を把握しないと進められません。木造30坪で90万〜150万円、RC造30坪で210万〜300万円、東京都内ならさらに+20〜30%、アスベスト除去や付帯工事で追加100万円超になることもあります。「思ったより安いから即決」「逆に高くて凍結」のどちらも事前の概算で防げます。
また自治体の解体補助金は予算枠と着工前申請が必須で、知らずに着工してしまうと適用できません。本ツールで主要自治体の制度を確認し、該当しそうなら必ず着工前に自治体窓口へ相談してください。
このツールの計算根拠
- 構造別坪単価: クラッソーネ・PRONIアイミツ・解体無料見積ガイド等の公開価格表の中央値レンジ
- アスベスト概算: 綿半ソリューションズ等のレベル3相場(屋根スレート想定)×屋根面積近似
- 自治体補助金: 東京都・大阪市・横浜市・名古屋市の公式制度ページから(2026年5月時点)
- 国の 空き家対策総合支援事業が自治体補助の財源(2/5補助+自治体上乗せ)
よくある質問
坪単価のレンジはどこから引用していますか?
クラッソーネ・PRONIアイミツ・解体無料見積ガイドなど、複数の業界公開価格表の中央値レンジを採用しています。木造30,000〜50,000円/坪、鉄骨50,000〜80,000円/坪、RC造70,000〜100,000円/坪が全国平均レンジで、東京都内は+15〜30%の上振れを反映。実際の見積もりは現地調査で大きく変動するため、本ツールはあくまで初期検討用の目安としてご利用ください。
アスベスト追加費用の概算はどう計算していますか?
戸建て住宅で最も多いレベル3(屋根スレート・外壁サイディング)を想定し、屋根面積×5,000円/㎡程度を概算追加しています。レベル1(吹付材)・レベル2(保温材)が判明すると数十万〜数百万円の追加が発生する可能性があります。築1995年以前の建物は事前調査が必須です(2023年10月から有資格者調査が義務化)。
残置物処分費が含まれていません。なぜですか?
残置物の量・質は物件ごとに大きく異なり、同じ間取りでも10倍以上の差が出るためです。解体業者にまとめて依頼するか、専門の遺品整理業者に分けるかでも費用が変わります。家じまいくんでは別途「残置物処分費用シミュレーター」を用意しているので、そちらと組み合わせてご利用ください。
自治体の解体補助金は本当に使えますか?
本ツールに掲載した補助金は実在する制度ですが、(a)予算上限に達すると年度途中で締切、(b)着工前申請が必須、(c)老朽危険空家・特定空家認定など要件あり、などの制約があります。最終的な可否・補助額は必ず該当自治体の窓口でご確認ください。本ツールの補助金後金額は「制度の上限額をフルに使えた場合」の試算です。
都市部とそれ以外で費用差があるのはなぜですか?
東京23区・大阪市中心部は人件費・廃材搬出規制・狭小地養生加算で全国平均の1.20〜1.40倍、過疎地・山間部は業者数が少なく処理場まで遠距離運搬で1.10〜1.30倍、離島はフェリー輸送費で1.30〜1.80倍が業界相場の係数です。前面道路4m未満や高低差ありの土地は手壊し工法が必要になりさらに10〜30%上乗せします。
概算と実際の見積もりの誤差はどれくらいありますか?
業界一般では本ツールのような机上概算と現地調査後の実見積もりは±20〜30%程度の誤差が生じます。地中に旧基礎・浄化槽・廃棄物が埋まっていた場合や、狭小地での重機回送費、近隣との調整費なども実費で追加されます。複数の解体業者に現地見積もりを依頼するのが鉄則です。
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売る・貸す・住む・壊すの4選択肢を横並びで比較できます。
本ツールは一般的な情報提供を目的としたものであり、税務・法務・不動産取引に関する個別具体的な助言を行うものではありません。 個別のご事情に応じた判断は、税理士・司法書士・弁護士・宅地建物取引士等の有資格者にご相談ください。 また、法令・通達は本ツール公開後に改正される可能性があります。最新情報は各官公庁のWebサイトをご確認ください。
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