家じまいくん

賃貸転用 利回り計算ツール

相続実家を賃貸に出した場合の表面利回り・実質利回り・年間手残り・投資回収期間を、月額家賃・物件価格・経費率・空室率・初期リフォーム費から計算するツール。日管協短観の業界水準(入居率94.2%・滞納率1.2%)と楽待・健美家の利回り目安(築20年区分マンション7.47%・新築一棟アパート6.25%)と比較できます。

入力

想定家賃と物件評価額・初期リフォーム費を入力すると、表面利回り・実質利回り・年間手残り・投資回収期間を試算します。経費率と空室率は業界目安の初期値が入っていますが地域・物件特性で必ず補正してください。

令和5年住宅・土地統計調査 第48-1表の県別平均家賃を参考: 東京 8.7万 / 神奈川 7.1万 / 大阪 5.9万 / 全国平均 5.96万。サブリースの場合は保証家賃(物件家賃の80〜90%)を入力。
相続不動産の場合は、近隣の同条件物件の取引事例価格・路線価による土地評価額・固定資産税評価額を参考に入力してください。
築古戸建を賃貸用に再生する場合 100〜500万円が業界レンジ目安(SUUMO)。クロス張替えのみなら数十万円。DIY型賃貸借契約で借主負担にする選択肢もあります。
業界目安: 築浅 20% / 築20年級 25% / 築30年以上戸建 30%超。内訳は管理委託料3〜10% + 固定資産税5〜10% + 修繕費10% + 火災保険料数% + その他。
日管協短観 第28回(2024年11月公表)の入居率: 委託管理94.2%(空室率5.8%)/ サブリース97.0%(同3.0%)/ 首都圏委託管理95.6%。築古・地方は10〜20%を見込むのが現実的。

計算結果

新築マンション全国平均 4.89% 帯。立地・需要次第で十分検討可能。本診断で4選択肢比較推奨

指標結果備考
年間家賃収入(満室)96万円月額家賃 × 12 か月
年間家賃収入(空室考慮)86万円満室 × 90%
年間経費-22万円年間家賃 × 経費率 25%
年間手残り65万円家賃 − 経費
表面利回り6.40%満室年間家賃 ÷ 物件価格
実質利回り3.93%年間手残り ÷(物件価格+リフォーム費)
投資回収期間(リフォーム費除く)23.1 年物件価格 ÷ 年間手残り
投資回収期間(リフォーム費含む)25.5 年(物件価格+リフォーム費)÷ 年間手残り

業界水準との比較(楽待 2025年Q2 集計)

業界ベンチマーク表面利回り本ツール結果との差
新築アパート 全国平均(楽待 2025年Q2)6.25%+0.15 pt
新築マンション 全国平均(楽待 2025年Q2)4.89%+1.51 pt
築20年超 区分マンション 全国(楽待 2025年Q2)7.47%-1.07 pt
首都圏 一棟(2025年)6.38%+0.02 pt
全国平均 一棟(2025年8月)7.56%-1.16 pt

空室率の業界基準(日管協短観 第28回・2024年11月公表)

  • 全国 委託管理 入居率 94.2%(空室率5.8%)
  • 全国 サブリース 入居率 97%(空室率3.0%)
  • 首都圏 委託管理 入居率 95.6%(空室率 4.4%)
  • 滞納率: 月末1か月 1.2% / 月末2か月以上 0.5%
  • 本ツールの数値はすべて目安であり、個別物件の収支保証ではありません
  • 実額は物件条件・地域・契約類型・年度で変動します。複数管理会社の現地見積もりで補正してください
  • 不動産所得の確定申告には減価償却(中古資産簡便法 = 国税庁 No.5404)の計算が必要です
  • 相続税評価減(貸家建付地・貸家・小規模宅地等の特例)は別途検討してください
  • 個別判断は税理士・宅建士などの有資格者にご相談ください

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なぜこの計算が重要か

相続実家を「貸す」選択肢を検討する場合、家賃収入のグロスではなく経費・空室・リフォーム費を引いた実質利回り投資回収期間で判断する必要があります。表面利回りだけ見ると過大評価になり、実際には経費率20-30%・空室率5-20%で年間手残りが想定より3-4割少なくなる、というのが業界の常識です。

本ツールは家じまいくん 大型LLMOリサーチ第6弾「相続不動産 賃貸転用 完全ガイド 2026」の数値マトリクスをインタラクティブ化したものです。日管協短観 第28回(2024年11月公表)の入居率94.2% / 滞納率1.2%、楽待 2025年Q2 の利回り全国平均(新築アパート 6.25% / 築古区分マンション 7.47% など)と即座に比較できます。

このツールの計算根拠

  • 利回り定義: 表面利回り = 年間家賃 ÷ 物件価格 × 100 / 実質利回り = (年間家賃 − 年間経費) ÷ (物件価格 + 取得諸費用) × 100。 HOMES準拠
  • 利回り業界水準(楽待 2025年Q2 集計): 新築アパート全国平均 6.25% / 築20年以上区分マンション 7.47% / 首都圏一棟 6.38% / 全国平均一棟 7.56%(2025年8月)
  • 入居率業界水準(日管協短観 第28回・2024年11月公表): 全国 委託管理 94.2% / サブリース 97.0% / 首都圏 委託管理 95.6%
  • 滞納率業界水準(同): 月末1か月 1.2% / 月末2か月以上 0.5%
  • 経費率業界目安: 築浅 20% / 築20年級 25% / 築30年以上戸建 30%超。内訳は管理委託料 月家賃 3〜10%(HOME4U)+ 固定資産税・都市計画税 + 修繕費 + 火災保険料 + 確定申告費用
  • 初期リフォーム費業界目安: 築古戸建を賃貸用に再生 100〜500万円(SUUMO)/ クロス張替え量産品 800〜1,200円/㎡(リフォームガイド
  • 県別家賃水準(参考): 総務省統計局 令和5年住宅・土地統計調査第48-1表(e-Stat 実機抽出)

よくある質問

表面利回りと実質利回りの違いは?

表面利回り = 年間家賃収入 ÷ 物件価格 × 100。物件比較の指標として使われますが、経費を考慮していないため実態より高く見えます。実質利回り =(年間家賃収入 − 年間経費)÷(物件価格 + 取得諸費用)× 100。経費を引いた手残りベースのため判断材料として優先すべき数値です。

業界の利回り水準はどれくらい?

楽待 2025年Q2集計によると、表面利回り全国平均は新築アパート 6.25% / 新築マンション 4.89% / 築20年以上区分マンション 7.47%。首都圏(一棟)6.38% / 全国平均(一棟)7.56%(2025年8月)。地方主要都市は9%前後、東京23区は5%未満の物件が50%超です。本ツールの結果がこれらの水準と比較してどうかをご確認ください。

空室率は何%で計算するのが妥当?

日管協短観 第28回(2024年11月公表)の入居率は委託管理94.2% / サブリース97.0%。空室率に換算すると委託管理 5.8% / サブリース 3.0%。ただし築古・地方・需要の弱いエリアは10〜20%を見込むのが現実的です。本ツールでは初期値10%を提示していますが、地域の管理会社にヒアリングして補正してください。

経費率の目安は?

築年・構造・規模で異なりますが、業界目安として築浅 20%、築20年級 25%、築30年以上の戸建 30%超。内訳は管理委託料 月家賃の3〜10%(HOME4U)、固定資産税・都市計画税 5〜10%、修繕費・原状回復費 10%前後、火災保険料 数%。実額は物件次第で複数年の収支シミュレーションが必要です。

投資回収期間はどう判断する?

回収期間 = 物件価格 ÷ 年間手残り。築古戸建で20年超、築浅区分マンションで25年前後が業界目安。耐用年数(木造22年・RC47年)と比較し、回収前に物件寿命が来ないかを確認します。本ツールでは初期リフォーム費を分子に加算した実質回収期間も算出します。

サブリースの場合は何を入力する?

サブリース業者の保証家賃(一般に物件家賃の80〜90%が業界記述)を「月額家賃」欄に入力してください。サブリースは入居率が高い反面、業者取り分20%相当を引いた値になります。サブリース新法(賃貸住宅管理業法)の重要事項説明書(14項目)の充足を必ず契約前に確認してください。

結果が悪い場合の対策は?

①経費率が高すぎる場合は管理委託料の見直し(自主管理可能か)/ 修繕費の借主負担化(DIY型賃貸借)、②空室率が高い見込みなら家賃を5〜10%下げて反応を見る・フリーレント1か月で初期費用を下げる、③物件価格が高い場合は売却(譲渡所得税は3,000万特控+取得費加算)or 解体(住宅用地特例消滅で固定資産税6倍)と比較し家じまいくん本診断で判断、が業界の標準的な打ち手です。

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本ツールは一般的な情報提供を目的としたものであり、税務・法務・不動産取引に関する個別具体的な助言を行うものではありません。 個別のご事情に応じた判断は、税理士・司法書士・弁護士・宅地建物取引士等の有資格者にご相談ください。 また、法令・通達は本ツール公開後に改正される可能性があります。最新情報は各官公庁のWebサイトをご確認ください。

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