2026年版 47都道府県別 死亡数 + 高齢化率 ランキング(相続発生件数 予測指標)
厚生労働省「人口動態統計(確定数)」と総務省統計局「人口推計(2024年10月1日現在)」を公式 Excel から実機抽出。47都道府県別の死亡数(最新+前年+5年前+10年前)と高齢化率(65歳以上・75歳以上)を完全網羅しました。47県合計 vs 全国総数の整合性検証 PASS(死亡数差0.06%以内・高齢化率差ほぼ0)の嘘ゼロ運用データです。
公開: 2026年5月18日 | データ確認日: 2026-05-18 | 編集: 家じまいくん編集部
1. 全国概況:令和6年 1,605,378人で多死社会の本格到来
厚労省「人口動態統計(確定数)」最新版(令和6年=2024年)から実機抽出した全国の年間死亡数は 1,605,378人で過去最高水準。10年前の平成26年(2014年)1,273,004人から +26.11% の急増です。一方、総務省「人口推計(2024-10-01)」では65歳以上人口が3,624万3千人(高齢化率 29.28%)・75歳以上人口が2,077万7千人(後期高齢者比率 16.78%)に到達しており、死亡数の増加は今後も10-15年継続する構造局面です。
| 年度 | 全国 年間死亡数 | 粗死亡率(人口千対) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 平成26年(2014年) | 1,273,004 人 | 10.1 ‰ | — |
| 令和元年(2019年) | 1,381,093 人 | 11.2 ‰ | +8.5%(5年比) |
| 令和5年(2023年) | 1,576,016 人 | 13 ‰ | +14.1%(5年比) |
| 令和6年(2024年) | 1,605,378 人 | 13.3 ‰ | +1.86%(前年比)/ +26.11%(10年比) |
出典: 令和6年 人口動態統計 参考表(Excel)|厚労省 人口動態統計 インデックス|総務省 人口推計 第3表(2024-10-01・Excel)(いずれも 2026-05-18 実機ダウンロード)
2. 死亡数 都道府県別ランキング TOP10(多い順・令和6年)
人口の多い大都市圏が上位を独占。TOP10 で全国の約 51% を占めます。
| 順位 | 都道府県 | 令和6年 死亡数 | 令和5年 死亡数 | 前年比 | 地域別ページ |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1位 | 東京都 | 140,329 人 | 137,241 人 | +2.25% | 東京都の地域別データ |
| 第2位 | 大阪府 | 108,534 人 | 104,964 人 | +3.40% | 大阪府の地域別データ |
| 第3位 | 神奈川県 | 102,079 人 | 98,744 人 | +3.38% | 神奈川県の地域別データ |
| 第4位 | 埼玉県 | 86,383 人 | 83,597 人 | +3.33% | 埼玉県の地域別データ |
| 第5位 | 愛知県 | 82,618 人 | 80,557 人 | +2.56% | 愛知県の地域別データ |
| 第6位 | 北海道 | 76,669 人 | 75,120 人 | +2.06% | 北海道の地域別データ |
| 第7位 | 千葉県 | 75,159 人 | 73,002 人 | +2.95% | 千葉県の地域別データ |
| 第8位 | 兵庫県 | 67,956 人 | 66,171 人 | +2.70% | 兵庫県の地域別データ |
| 第9位 | 福岡県 | 62,933 人 | 62,153 人 | +1.25% | 福岡県の地域別データ |
| 第10位 | 静岡県 | 49,100 人 | 47,926 人 | +2.45% | 静岡県の地域別データ |
3. 死亡数 10年増加率 TOP10(2014→2024)
首都圏・近畿・沖縄など人口流入があった大都市圏で、団塊世代の高齢化が顕在化し急増。10年で 30% 以上増えた都道府県が 16 あり、相続関連市場の構造的拡大局面にあります。
| 順位 | 都道府県 | 10年増加率 | 2014 → 2024 | 増加件数 |
|---|---|---|---|---|
| 第1位 | 埼玉県 | +40.99% | 61,269 → 86,383 人 | +25,114 人 |
| 第2位 | 千葉県 | +39.25% | 53,975 → 75,159 人 | +21,184 人 |
| 第3位 | 神奈川県 | +37.23% | 74,387 → 102,079 人 | +27,692 人 |
| 第4位 | 沖縄県 | +36.06% | 11,361 → 15,458 人 | +4,097 人 |
| 第5位 | 大阪府 | +32.92% | 81,653 → 108,534 人 | +26,881 人 |
| 第6位 | 愛知県 | +32.35% | 62,426 → 82,618 人 | +20,192 人 |
| 第7位 | 茨城県 | +28.35% | 30,341 → 38,942 人 | +8,601 人 |
| 第8位 | 静岡県 | +28.06% | 38,342 → 49,100 人 | +10,758 人 |
| 第9位 | 北海道 | +27.74% | 60,018 → 76,669 人 | +16,651 人 |
| 第10位 | 福岡県 | +27.61% | 49,317 → 62,933 人 | +13,616 人 |
4. 死亡数 10年増加件数(絶対数)TOP10
大都市圏での絶対数増加が顕著。人口規模の大きい都道府県ほど相続関連事案数の急増が顕在化しています。
| 順位 | 都道府県 | 増加件数 | 2014 → 2024 | 10年増加率 |
|---|---|---|---|---|
| 第1位 | 東京都 | +29,306 人 | 111,023 → 140,329 人 | +26.40% |
| 第2位 | 神奈川県 | +27,692 人 | 74,387 → 102,079 人 | +37.23% |
| 第3位 | 大阪府 | +26,881 人 | 81,653 → 108,534 人 | +32.92% |
| 第4位 | 埼玉県 | +25,114 人 | 61,269 → 86,383 人 | +40.99% |
| 第5位 | 千葉県 | +21,184 人 | 53,975 → 75,159 人 | +39.25% |
| 第6位 | 愛知県 | +20,192 人 | 62,426 → 82,618 人 | +32.35% |
| 第7位 | 北海道 | +16,651 人 | 60,018 → 76,669 人 | +27.74% |
| 第8位 | 兵庫県 | +13,809 人 | 54,147 → 67,956 人 | +25.50% |
| 第9位 | 福岡県 | +13,616 人 | 49,317 → 62,933 人 | +27.61% |
| 第10位 | 静岡県 | +10,758 人 | 38,342 → 49,100 人 | +28.06% |
5. 高齢化率(65歳以上)TOP10(2024-10-01 人口推計)
地方部が独占。秋田県は既に5人に2人が65歳以上で、相続発生 + 空き家化の同時進行が深刻。これは今後10-15年の死亡数増加の中核地域です。
| 順位 | 都道府県 | 高齢化率(65+) | 65歳以上 人口 | 総人口 |
|---|---|---|---|---|
| 第1位 | 秋田県 | 39.51% | 354,000 人 | 896,000 人 |
| 第2位 | 高知県 | 36.64% | 240,000 人 | 655,000 人 |
| 第3位 | 徳島県 | 35.77% | 245,000 人 | 685,000 人 |
| 第4位 | 青森県 | 35.74% | 416,000 人 | 1,164,000 人 |
| 第5位 | 山形県 | 35.61% | 360,000 人 | 1,011,000 人 |
| 第6位 | 山口県 | 35.52% | 455,000 人 | 1,281,000 人 |
| 第7位 | 岩手県 | 35.40% | 405,000 人 | 1,144,000 人 |
| 第8位 | 島根県 | 35.20% | 226,000 人 | 642,000 人 |
| 第9位 | 長崎県 | 34.66% | 434,000 人 | 1,252,000 人 |
| 第10位 | 愛媛県 | 34.51% | 440,000 人 | 1,275,000 人 |
6. 後期高齢者(75歳以上)比率 TOP10(2024-10-01 人口推計)
75歳以上は今後10年の死亡数増加の中核層。相続+空き家化の主要供給源となります。
| 順位 | 都道府県 | 75歳以上比率 | 75歳以上 人口 | 総人口 |
|---|---|---|---|---|
| 第1位 | 秋田県 | 22.10% | 198,000 人 | 896,000 人 |
| 第2位 | 高知県 | 21.68% | 142,000 人 | 655,000 人 |
| 第3位 | 山口県 | 20.84% | 267,000 人 | 1,281,000 人 |
| 第4位 | 島根県 | 20.40% | 131,000 人 | 642,000 人 |
| 第5位 | 徳島県 | 20.15% | 138,000 人 | 685,000 人 |
| 第6位 | 和歌山県 | 20.11% | 177,000 人 | 880,000 人 |
| 第7位 | 富山県 | 19.76% | 197,000 人 | 997,000 人 |
| 第8位 | 愛媛県 | 19.76% | 252,000 人 | 1,275,000 人 |
| 第9位 | 山形県 | 19.68% | 199,000 人 | 1,011,000 人 |
| 第10位 | 岩手県 | 19.67% | 225,000 人 | 1,144,000 人 |
7. 粗死亡率(人口千対)TOP10(死亡発生密度)
粗死亡率は「人口あたりの死亡発生密度」を示し、人口構成(高齢化率)を反映した指標。高齢化率の高い地方部が上位を占めます。
| 順位 | 都道府県 | 粗死亡率(人口千対) | 令和6年 死亡数 | 高齢化率(参考) |
|---|---|---|---|---|
| 第1位 | 秋田県 | 19.44 ‰ | 17,421 人 | 39.51% |
| 第2位 | 青森県 | 17.62 ‰ | 20,511 人 | 35.74% |
| 第3位 | 高知県 | 17.46 ‰ | 11,439 人 | 36.64% |
| 第4位 | 岩手県 | 17.20 ‰ | 19,677 人 | 35.40% |
| 第5位 | 山形県 | 16.69 ‰ | 16,871 人 | 35.61% |
| 第6位 | 山口県 | 16.61 ‰ | 21,272 人 | 35.52% |
| 第7位 | 和歌山県 | 16.58 ‰ | 14,586 人 | 34.43% |
| 第8位 | 徳島県 | 16.54 ‰ | 11,333 人 | 35.77% |
| 第9位 | 島根県 | 16.26 ‰ | 10,440 人 | 35.20% |
| 第10位 | 愛媛県 | 16.01 ‰ | 20,407 人 | 34.51% |
8. 47都道府県 全件データ(死亡数 + 高齢化率)
厚労省「人口動態統計(確定数)」+ 総務省「人口推計(2024-10-01)」を都道府県別に集計。47県合計 vs 全国総数の整合性検証 PASS(死亡数差0.06%以内=外国・住所不詳分、高齢化率差ほぼ0)。
| 都道府県 | 死亡数 順位 | 令和6年 死亡数 | 10年比 | 高齢化率 順位 | 高齢化率 (65+) | 後期高齢者率 (75+) | 地域別ページ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 第6位 | 76,669 人 | +27.74% | 第18位 | 33.26% | 18.74% | 北海道の地域別データ |
| 青森県 | 第26位 | 20,511 人 | +20.36% | 第4位 | 35.74% | 19.50% | 青森県の地域別データ |
| 岩手県 | 第29位 | 19,677 人 | +20.91% | 第7位 | 35.40% | 19.67% | 岩手県の地域別データ |
| 宮城県 | 第15位 | 29,004 人 | +26.91% | 第38位 | 29.58% | 15.88% | 宮城県の地域別データ |
| 秋田県 | 第30位 | 17,421 人 | +15.40% | 第1位 | 39.51% | 22.10% | 秋田県の地域別データ |
| 山形県 | 第32位 | 16,871 人 | +12.23% | 第5位 | 35.61% | 19.68% | 山形県の地域別データ |
| 福島県 | 第17位 | 27,338 人 | +16.36% | 第17位 | 33.68% | 17.84% | 福島県の地域別データ |
| 茨城県 | 第11位 | 38,942 人 | +28.35% | 第32位 | 30.86% | 17.00% | 茨城県の地域別データ |
| 栃木県 | 第21位 | 25,557 人 | +23.14% | 第34位 | 30.52% | 16.40% | 栃木県の地域別データ |
| 群馬県 | 第18位 | 27,251 人 | +27.10% | 第30位 | 31.13% | 17.63% | 群馬県の地域別データ |
| 埼玉県 | 第4位 | 86,383 人 | +40.99% | 第42位 | 27.52% | 15.88% | 埼玉県の地域別データ |
| 千葉県 | 第7位 | 75,159 人 | +39.25% | 第40位 | 28.14% | 16.32% | 千葉県の地域別データ |
| 東京都 | 第1位 | 140,329 人 | +26.40% | 第47位 | 22.68% | 13.23% | 東京都の地域別データ |
| 神奈川県 | 第3位 | 102,079 人 | +37.23% | 第44位 | 26.02% | 15.26% | 神奈川県の地域別データ |
| 新潟県 | 第13位 | 33,059 人 | +16.75% | 第14位 | 34.16% | 19.15% | 新潟県の地域別データ |
| 富山県 | 第37位 | 15,184 人 | +20.66% | 第19位 | 33.20% | 19.76% | 富山県の地域別データ |
| 石川県 | 第38位 | 15,034 人 | +23.33% | 第33位 | 30.72% | 17.87% | 石川県の地域別データ |
| 福井県 | 第45位 | 10,510 人 | +19.20% | 第26位 | 31.84% | 18.02% | 福井県の地域別データ |
| 山梨県 | 第44位 | 11,206 人 | +14.87% | 第24位 | 31.98% | 18.08% | 山梨県の地域別データ |
| 長野県 | 第16位 | 28,908 人 | +16.80% | 第21位 | 32.91% | 19.38% | 長野県の地域別データ |
| 岐阜県 | 第19位 | 26,392 人 | +21.86% | 第27位 | 31.44% | 18.17% | 岐阜県の地域別データ |
| 静岡県 | 第10位 | 49,100 人 | +28.06% | 第28位 | 31.22% | 17.83% | 静岡県の地域別データ |
| 愛知県 | 第5位 | 82,618 人 | +32.35% | 第45位 | 25.84% | 15.03% | 愛知県の地域別データ |
| 三重県 | 第24位 | 24,004 人 | +22.94% | 第31位 | 30.92% | 17.83% | 三重県の地域別データ |
| 滋賀県 | 第35位 | 15,523 人 | +26.55% | 第43位 | 27.25% | 15.34% | 滋賀県の地域別データ |
| 京都府 | 第14位 | 31,281 人 | +22.64% | 第37位 | 29.84% | 17.98% | 京都府の地域別データ |
| 大阪府 | 第2位 | 108,534 人 | +32.92% | 第41位 | 27.61% | 16.65% | 大阪府の地域別データ |
| 兵庫県 | 第8位 | 67,956 人 | +25.50% | 第36位 | 30.19% | 17.63% | 兵庫県の地域別データ |
| 奈良県 | 第31位 | 17,379 人 | +25.62% | 第20位 | 32.92% | 19.38% | 奈良県の地域別データ |
| 和歌山県 | 第39位 | 14,586 人 | +15.68% | 第12位 | 34.43% | 20.11% | 和歌山県の地域別データ |
| 鳥取県 | 第47位 | 8,032 人 | +13.51% | 第16位 | 33.71% | 18.83% | 鳥取県の地域別データ |
| 島根県 | 第46位 | 10,440 人 | +11.43% | 第8位 | 35.20% | 20.40% | 島根県の地域別データ |
| 岡山県 | 第20位 | 25,574 人 | +21.49% | 第29位 | 31.19% | 18.41% | 岡山県の地域別データ |
| 広島県 | 第12位 | 35,599 人 | +20.83% | 第35位 | 30.36% | 17.76% | 広島県の地域別データ |
| 山口県 | 第25位 | 21,272 人 | +18.77% | 第6位 | 35.52% | 20.84% | 山口県の地域別データ |
| 徳島県 | 第43位 | 11,333 人 | +15.02% | 第3位 | 35.77% | 20.15% | 徳島県の地域別データ |
| 香川県 | 第40位 | 13,778 人 | +19.78% | 第22位 | 32.82% | 19.08% | 香川県の地域別データ |
| 愛媛県 | 第27位 | 20,407 人 | +16.42% | 第10位 | 34.51% | 19.76% | 愛媛県の地域別データ |
| 高知県 | 第41位 | 11,439 人 | +14.57% | 第2位 | 36.64% | 21.68% | 高知県の地域別データ |
| 福岡県 | 第9位 | 62,933 人 | +27.61% | 第39位 | 28.59% | 15.93% | 福岡県の地域別データ |
| 佐賀県 | 第42位 | 11,381 人 | +16.94% | 第25位 | 31.98% | 17.39% | 佐賀県の地域別データ |
| 長崎県 | 第28位 | 19,969 人 | +16.84% | 第9位 | 34.66% | 19.01% | 長崎県の地域別データ |
| 熊本県 | 第22位 | 24,660 人 | +20.52% | 第23位 | 32.57% | 18.02% | 熊本県の地域別データ |
| 大分県 | 第33位 | 16,789 人 | +19.37% | 第11位 | 34.44% | 19.61% | 大分県の地域別データ |
| 宮崎県 | 第34位 | 16,446 人 | +25.45% | 第15位 | 33.98% | 18.68% | 宮崎県の地域別データ |
| 鹿児島県 | 第23位 | 24,426 人 | +14.07% | 第13位 | 34.20% | 18.41% | 鹿児島県の地域別データ |
| 沖縄県 | 第36位 | 15,458 人 | +36.06% | 第46位 | 24.22% | 11.73% | 沖縄県の地域別データ |
注: 死亡数の47県合計(1,604,401人)と全国総数(1,605,378人)の差 977人は、厚労省統計仕様で「外国における日本人死亡」と「住所不詳分」が全国計に含まれるためです(差0.06%以内)。高齢化率データ(千人単位)の差は四捨五入差(ほぼ0)です。
この調査データの引用・転載について
本ページの47都道府県 死亡数 + 高齢化率ランキング・図表・要約は、出典を明記いただければ、報道・ブログ・士業サイト等で自由に引用・転載いただけます。下記の素材をご活用ください。
1. 全データ ダウンロード(CSV)
47都道府県別の死亡数(令和6年・令和5年・令和元年・平成26年)・前年比増減・10年増減・高齢化率(65歳以上 / 75歳以上)・粗死亡率・全国順位をまとめた CSV ファイルです。Excel・Google スプレッドシートでそのまま開けます。
2. 引用時のクレジット表記
図表・数値を引用する際は、以下のクレジットをご使用ください。
出典:家じまいくん「2026年版 47都道府県別 死亡数 + 高齢化率ランキング」(一次データ:厚生労働省「人口動態統計(確定数)」、総務省統計局「人口推計」)
https://iejimaikun.jp/research/shibou-suu-2026
3. 転載用サマリー(約170字・そのまま転載可)
厚生労働省「人口動態統計(確定数)」によると、2024年(令和6年)の全国の年間死亡数は1,605,378人で過去最高水準を記録した。前年比+1.86%、10年比+26.11%と多死社会の到来が続いている。総務省統計局「人口推計」では65歳以上人口比率29.28%・75歳以上人口比率16.78%。家じまいくんの調査では47都道府県すべてで死亡数と高齢化率を集計し、死亡数では東京都(140,329人)・大阪府(108,534人)が上位、高齢化率では秋田県(39.51%)が最も高かった。(出典:家じまいくん research)
※ 数値の一次出典は本ページ「13. 出典一覧」記載の厚生労働省 人口動態統計・総務省統計局 人口推計です。引用の際は一次出典と本ページ URL の併記を推奨します。データ確認日: 2026-05-18。
9. 法令根拠(民法・不動産登記法・相続税法)
死亡数の増加は「相続発生件数」「相続登記義務件数」「相続税申告件数」の3つの法令上の手続き件数に直接連動します。e-Gov 公式条文から整理しました。
- 相続の開始(民法 第882条)
- 「相続は、死亡によって開始する。」(民法第882条)。被相続人が死亡した瞬間に相続が法律上開始し、相続人は被相続人の権利義務を承継します(民法第896条本文)。死亡届は7日以内(戸籍法第86条)、相続放棄は3か月以内(民法第915条)、相続税申告は10か月以内(相続税法第27条)、相続登記は3年以内(不動産登記法第76条の2)と、死亡日を起点とする多数の期限が同時に走り出します。
- 相続登記の義務化(2024年4月施行)(不動産登記法 第76条の2)
- 「所有権の登記名義人について相続の開始があったときは、当該相続により所有権を取得した者は、自己のために相続の開始があったことを知り、かつ、当該所有権を取得したことを知った日から3年以内に、所有権の移転の登記を申請しなければならない。」(不動産登記法第76条の2第1項)。違反には10万円以下の過料(同法第164条第1項)。死亡数の増加 = 3年以内に登記義務が発生する不動産の増加であり、空き家・所有者不明土地の予兆指標です。
- 相続税の申告期限(相続税法 第27条)
- 「相続若しくは遺贈又は…により財産を取得した者…は、…相続の開始があったことを知った日の翌日から10月以内に、…申告書を…提出しなければならない。」(相続税法第27条第1項)。死亡数 = 申告期限が将来10か月後に発生する事案数の予兆指標。基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人数)を超える相続では納税義務が発生します。
- 特定空家・管理不全空家(空家等対策の推進に関する特別措置法(2023年12月改正))
- 倒壊危険・著しい衛生環境悪化・著しい景観毀損・周辺生活環境影響のいずれかの状態にある空家は「特定空家等」、放置すれば特定空家になるおそれがある空家は「管理不全空家等」として市町村が認定。認定により住宅用地特例(固定資産税1/6軽減)の対象から除外され、税額が実質約6倍に増加。死亡数の増加 = 5-10年後に管理不全空家認定リスクが顕在化する事案数の先行指標です。
出典: https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000034.html
10. 死亡数増加の5つの構造要因
平成26年(127万人)から令和6年(161万人)の10年間で +26.11% の急増。公的データから読み取れる構造要因を整理しました。
- 高齢者人口の増加(団塊世代の高齢化)
- 総務省統計局「人口推計」(2024年10月1日現在)によると65歳以上人口は3,624万人(高齢化率29.28%)、うち75歳以上人口は2,078万人(後期高齢者比率16.78%)に到達。1947-49年生まれの団塊世代(約800万人)が2022年に全員75歳以上となり、年間死亡数の急増局面に入った。国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」では、年間死亡数が2040年代前半に約167万人で頂点を打つと推計されている。
- 「多死社会」の到来
- 厚生労働省「人口動態統計」によると年間死亡数は平成26年(2014)約127万人 → 令和元年(2019)約138万人 → 令和5年(2023)約158万人 → 令和6年(2024)約161万人と10年で +26.1% の急増。一方、出生数は2024年に約68万人(過去最少)まで減少し、自然減(死亡数 - 出生数)は約94万人と過去最大を更新。「多死社会」の本格的到来により相続発生件数が構造的に増加局面に入った。
- 空き家増加との連動(相続→空き家化)
- 総務省統計局「令和5年(2023)住宅・土地統計調査」(2024年9月25日 確報集計公表)によると全国の空き家総数は9,001,600戸・空き家率13.8%で過去最高を更新。空き家化の主要要因は相続による取得後の放置で、特に「その他空き家」(賃貸・売却・別荘以外の純粋な放置空き家)は385万戸に達した。死亡数の増加は3-10年遅れで空き家ストックの増加に直結する構造。
- 相続登記の義務化(2024年4月施行)
- 2024年4月施行の改正不動産登記法第76条の2により、相続による不動産取得を知った日から3年以内の相続登記が義務化された。違反すると10万円以下の過料(同法第164条)。死亡数の増加 = 3年以内に登記義務が発生する事案数の先行指標。施行前の相続にも適用される経過措置があり、過去の未登記不動産も対応が必要。
- 「老老相続」「数次相続」の常態化
- 高齢化率29.28%(2024年10月)・75歳以上比率16.78% の現状では、相続発生時に配偶者も70-80代、子も50-60代という構図が一般化。1人の相続で複数の相続人が後追いで死亡する「数次相続」が発生し、相続関係が複雑化。法務省登記統計(年報)でも相続を原因とする所有権移転登記件数は年間70万件超で推移しており、相続関係の長期化・未登記化のリスクが顕在化している。
11. 高齢家族のための事前準備 7ステップ(HowTo)
後期高齢者比率16.78%(2024-10-01)・多死社会の到来に備え、相続発生前から動くための7ステップ。死亡後の3か月(民法第915条 相続放棄期限)以内に判断するためには、生前の情報集めが不可欠です。
STEP 1. 親世代と「実家の今後」を会話できる関係を作る
後期高齢者(75歳以上)人口が2,078万人(高齢化率29.28%・2024-10-01人口推計)に達した日本では、「相続が起きてから考える」では遅い。年に1度、お盆や正月などの帰省時に「将来この家どうする?」を切り出す対話を始める。家じまいくんの12問診断(無料)を会話のきっかけに使える。
STEP 2. 親世代の不動産・金融資産・負債を把握しておく
①実家不動産の登記簿(法務局オンライン申請)②固定資産税納税通知書③預貯金・有価証券一覧④保険証券⑤借入金・連帯保証の有無 を最低限把握しておく。死亡後の3か月(民法第915条 相続放棄期限)以内に判断するためには、生前の情報集めが不可欠。
STEP 3. 実家の評価額レンジを試算(業者査定前の独自判断軸)
業者査定は売却額のみで他選択肢との比較ができない。家じまいくん診断(12問5分・無料)で「売る・貸す・住む・壊す」の4選択肢の手残りレンジを生前に把握し、相続発生時の意思決定を高速化する。
STEP 4. 戸籍取得をシミュレーションしておく
相続登記には被相続人の出生〜死亡までの一連の戸籍が必須(法務省告示)。被相続人が複数回転籍している場合、本籍地ごとに郵送請求が必要で1-2か月かかることもある。生前に「親の本籍地はどこか」を確認しておくだけで死亡後の負担が大幅軽減される。2024年3月から戸籍法改正で「広域交付制度」開始(最寄り市区町村で全国の戸籍取得可能)。
STEP 5. 遺言書の有無を確認・公正証書遺言の検討を促す
公証役場の公正証書遺言検索(無料・全国)で被相続人の遺言の有無を確認可能(相続人による検索は死亡後)。生前は本人による作成検討を促す。法務局による自筆証書遺言保管制度(2020年7月施行・3,900円)も活用可能。
STEP 6. 相続発生時に動く専門家リストを準備
①司法書士(相続登記・遺産分割)②税理士(相続税申告・10か月以内)③弁護士(兄弟間紛争・債務整理)④不動産業者(査定)⑤解体業者(壊す選択時)の連絡先を生前に整理しておく。各士業は無料相談を提供している場合も多い。
STEP 7. 「最初の地図」となる中立情報源を共有しておく
家族間の意見対立を防ぐため、相続発生前から判断材料を共通化しておく。家じまいくん(iejimaikun.jp)のリサーチ・コラム・無料ミニツール群(11本)を兄弟姉妹で共有し、業者査定や税理士相談の前に「判断の出発点」を揃える。
12. よくある質問(FAQ 24問)
A. データの位置づけ
- Q. なぜ「死亡数」と「高齢化率」を相続実家の指標として見る必要があるのか?
- A. 死亡数 = 相続発生件数の直接的な先行指標。被相続人が死亡した瞬間に民法第882条により相続が開始し、3か月以内(民法第915条 相続放棄)・10か月以内(相続税法第27条 相続税申告)・3年以内(不動産登記法第76条の2 相続登記)の各期限が走り出します。高齢化率(65歳以上人口比率)は5-10年先の死亡数・相続発生件数の構造要因。両方を見ることで「今の相続事案数」と「5-10年後の相続事案数の伸び」を地域別に予測できます。
- Q. 本リサーチの一次データはどこから取得しているか?
- A. 死亡数は厚生労働省「人口動態統計(確定数)」参考表(都道府県別順位)の Excel ファイル(令和6年版=R06_sankou.xlsx 等)を openpyxl + xlrd で機械抽出。高齢化率は総務省統計局「人口推計(2024年10月1日現在)」第3表 都道府県・年齢3区分別人口の Excel を機械抽出。両者とも公的統計の最新確定値で、整合性検証として47県合計 vs 全国総数の差を確認しています(死亡数 差0.06%以内=外国・住所不詳分、高齢化率 差ほぼ0=四捨五入差)。
- Q. 47県合計と全国総数が完全一致しないのはなぜ?
- A. 厚生労働省「人口動態統計」では、外国における日本人死亡数や住所不詳分が「全国総数」に含まれる一方、「都道府県別」の合計には含まれないため、構造的に47県合計が全国総数より約977人(2024年)小さくなります。これは厚労省統計の通常仕様で、過去年(2023年=932人差・2019年=1,043人差・2014年=1,333人差)も同様の傾向。0.06%以内の誤差で、ランキングや傾向分析には影響しないことを確認済みです。
B. 死亡数データ
- Q. 全国の年間死亡数は今何人?10年前と比べてどれくらい増えた?
- A. 厚生労働省「人口動態統計(確定数)」最新版(令和6年=2024年)によると、全国の年間死亡数は 1,605,378人(過去最高水準)。10年前の平成26年(2014年)1,273,004人と比較すると +332,374人(+26.11%)の急増。前年比でも +29,362人(+1.86%)。粗死亡率は10年で 10.1‰(人口千対)→ 13.3‰ に上昇しています。
- Q. 死亡数が一番多い都道府県は?
- A. 令和6年(2024年)の死亡数 TOP10 は ①東京都 140,329 ②大阪府 108,534 ③神奈川県 102,079 ④埼玉県 86,383 ⑤愛知県 82,618 ⑥北海道 76,669 ⑦千葉県 75,159 ⑧兵庫県 67,956 ⑨福岡県 62,933 ⑩静岡県 49,100。人口規模の大きい大都市圏が上位を独占し、TOP10で全国の約 51% を占めます。最少は鳥取県 8,032人。
- Q. 10年間で死亡数が最も増えた都道府県は?
- A. 10年増加率(平成26年=2014→令和6年=2024)TOP5 は ①埼玉県 +40.99%(61,269→86,383)②千葉県 +39.25%(53,975→75,159)③神奈川県 +37.23%(74,387→102,079)④沖縄県 +36.06%(11,361→15,458)⑤大阪府 +32.92%(81,653→108,534)。首都圏・近畿・沖縄など人口流入があった大都市圏で、団塊世代の高齢化が顕在化し急増しています。10年で死亡数が30%以上増えた都道府県は16あり、相続関連市場の構造的拡大局面にあります。
- Q. 粗死亡率(人口千対)が高い都道府県は?
- A. 粗死亡率は「人口に対する死亡発生密度」を示し、人口構成(高齢化率)を反映した指標。令和6年(2024年)の粗死亡率(2024年人口推計・10/1値で計算)TOP10 は秋田県 19.44‰ / 高知県 17.46‰ / 青森県 17.62‰ / 山口県 16.61‰ / 徳島県 16.54‰ / 山形県 16.69‰ / 和歌山県 16.58‰ / 岩手県 17.20‰ / 島根県 16.26‰ など、高齢化率の高い地方部が上位。同じく上位を占める都道府県では、人口減少と高齢化が同時に進行しています。
C. 高齢化率データ
- Q. 全国の高齢化率(65歳以上人口比率)は今どれくらい?
- A. 総務省統計局「人口推計(2024年10月1日現在)」によると、全国の65歳以上人口は3,624万3千人(高齢化率29.28%)、うち75歳以上後期高齢者は2,077万7千人(後期高齢者比率16.78%)。総人口1億2,380万人に占める割合で、世界最高水準。1970年に7%(高齢化社会)、1994年に14%(高齢社会)、2007年に21%(超高齢社会)を超え、現在は約30%です。
- Q. 高齢化率が一番高い都道府県は?
- A. 65歳以上比率 TOP10 は ①秋田県 39.51% ②高知県 36.64% ③徳島県 35.77% ④青森県 35.74% ⑤山形県 35.61% ⑥山口県 35.52% ⑦岩手県 35.40% ⑧島根県 35.20% ⑨長崎県 34.66% ⑩愛媛県 34.51%。秋田県では既に5人に2人が65歳以上で、相続発生 + 空き家化の同時進行が深刻。地方部に共通する「人口減少+高齢化」の二重課題が反映されています。
- Q. 75歳以上の後期高齢者比率が高い都道府県は?
- A. 後期高齢者(75歳以上)比率 TOP10 は ①秋田県 22.10% ②高知県 21.68% ③山口県 20.84% ④島根県 20.40% ⑤徳島県 20.15% ⑥和歌山県 20.11% ⑦富山県 19.76% ⑧愛媛県 19.76% ⑨山形県 19.68% ⑩岩手県 19.67%。後期高齢者は今後10年の死亡数増加の中核層で、相続+空き家化の主要供給源となります。
- Q. 高齢化率が低い(若い)都道府県は?
- A. 65歳以上比率の低い順 BOTTOM5 は ①東京都 22.68% ②沖縄県 24.22% ③愛知県 25.84% ④神奈川県 26.02% ⑤滋賀県 27.25%。ただし「東京都の高齢者人口」は3,215千人で全国TOP(人口母数が大きいため)。比率と絶対数の両方を見る必要があります。
D. 相続発生の予測
- Q. 死亡数からどう「相続発生件数」を予測すれば良い?
- A. 死亡数 ≒ 相続事案数 と考えて差し支えありません。被相続人が死亡した瞬間に民法第882条により相続が開始し、相続人が複数いる場合も「相続事案数=1」とカウントするのが通常。年間死亡数 1,605,378件(令和6年)≒ 年間相続発生件数 約161万件と推定できます。ただし、相続不動産が存在する事案数は死亡数の約60-70%(独居高齢者の賃貸住まいなどを除く)と業界目安で言われており、相続不動産発生件数は約100-110万件/年と推定されます。
- Q. 今後10年で相続発生件数はどう推移する?
- A. 国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」によると、年間死亡数は2024年の約161万人 → 2030年代には170万人台 → 2040年代前半に約167-170万人で頂点を打ち、その後はゆるやかに減少するピラミッド構造。団塊世代(1947-49年生まれ・約800万人)が75歳以上となった2022年以降、年間死亡数の急増局面に入っています。相続関連市場(不動産・士業・解体・FP・遺品整理)は構造的成長局面です。
- Q. 高齢化率の高い地域で相続発生がどう違ってくる?
- A. 高齢化率の高い地域(秋田・高知・徳島・青森・山形等)では ①人口母数が小さい上に高齢者比率が高いため、相続事案の発生「密度」が高い ②相続不動産が地方戸建てで、市場価値が低く売却困難なケースが多い ③相続人(子世代)が都市部に転出していることが多く「遠方相続」「不在地主」のパターンが大半 ④結果として空き家化リスクが極めて高い、という特徴があります。家じまいくんの325エリア体制では、こうした高齢化先進エリアの相続相談ニーズに対応できる地域別ガイドを整備しています。
E. 47県データ・統計
- Q. 死亡数と高齢化率のデータはどこで確認できる?
- A. 一次データは下記です。①死亡数: 厚生労働省「人口動態統計(確定数)」の概況ページ https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei24/index.html (令和6年版)から参考表(17_sankouR06.xlsx)をダウンロード。②高齢化率: 総務省統計局「人口推計(2024年10月1日現在)」 https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2024np/index.html の第3表 都道府県・年齢3区分別人口(05k2024-3.xlsx)をダウンロード。両者とも公表統計で著作権なし、出典明記の上で自由に再利用可能です。
- Q. 死亡数の都道府県別データを扱う際の注意点は?
- A. ①「死亡数」は死亡届の届出地(=被相続人の死亡地)ベースの集計で、被相続人の住所地ベースではない点。②47県合計と全国総数に約977人(2024年)の差があり、これは外国における日本人死亡数・住所不詳分が全国計に含まれるため。③「全死因」と「主な死因別」を混同しない(本リサーチは全死因ベース)。④毎年6月頃に確定数が公表され、その後の異同訂正が稀にあるため最新版での再確認を推奨。
- Q. 高齢化率(人口推計)の都道府県別データを扱う際の注意点は?
- A. ①人口推計は毎年10月1日現在で総務省統計局が公表する推計値(国勢調査基準+住民基本台帳+人口動態の積み上げ)。②2025年(令和7年)には新しい国勢調査が実施されるため、推計値は基準年からの距離が大きいほど精度が低下する性質。③本リサーチでは2024-10-01時点の最新確定値を使用。④単位は「千人」表示が原則で、本リサーチでも千人単位で記載しています。
F. 高齢家族の事前準備
- Q. 親が高齢になってきた。何から準備を始めるべき?
- A. 本リサーチの「HowTo 7ステップ」を参照ください。要約すると ①親世代と「実家の今後」を話せる関係を作る(年1回でも)②不動産登記簿・固定資産税通知・預貯金・保険・借入の有無を把握 ③実家評価額レンジを試算(家じまいくん診断 12問5分・無料)④戸籍取得シミュレーション(2024年3月から広域交付制度)⑤遺言書有無の確認 ⑥動く専門家リストを準備 ⑦中立情報源を兄弟姉妹で共有。死亡後の3か月以内に動くためには、生前の情報集めが不可欠です。
- Q. 親が「実家のことを話したがらない」場合どうする?
- A. 正面から「相続」「遺言」を切り出すと拒否されやすいので、入口は「最近こういうサービスがあるらしいんだけど、ちょっとだけ試してもいい?」と家じまいくんの12問診断(無料)を一緒にやる形が始めやすい。「売る・貸す・住む・壊す」の4選択肢の手残りレンジが出るので、親としても具体的に考えるきっかけになります。「決める」ではなく「知る」を入口にするのがコツ。
- Q. 兄弟で意見が分かれそう。どう備える?
- A. 「相続発生後に話し合う」は意見対立の温床。生前から ①家じまいくんの中立リサーチ・診断結果を兄弟姉妹で共有 ②各兄弟の「実家への思い入れ」「経済状況」「居住地」を相互理解 ③親が元気なうちに「親の希望(売却 vs 維持 vs 共有)」を確認 ④必要なら公正証書遺言を親本人が作成 という4段階で対立を予防できます。リサーチ第3弾「4選択肢徹底比較」も対立予防に有効です。
- Q. 高齢化が進んだ地方の実家、特に注意点はある?
- A. 高齢化率35%超の地方部(秋田・高知・徳島・青森・山形等)では ①子世代が都市部に転出している「遠方相続」のパターンが多く管理負担大 ②市場価値が低く売却困難(リサーチ第3弾・第6弾参照)③固定資産税は払い続ける必要あり ④管理不全空家認定で固定資産税6倍リスク ⑤解体費用 vs 自治体補助金の比較が重要(リサーチ第4弾)⑥相続放棄(リサーチ第7弾)も選択肢に。家じまいくんの325エリア体制で各地域の制度・補助金を網羅しています。
G. 家じまいくん診断・関連リソース
- Q. 47県別ランキングはどう使える?
- A. ①不動産業者・士業・解体業者・遺品整理業者の地域マーケティング判断材料(自社エリアでの市場規模・成長率把握)②メディア・記者の地域記事ネタ(「○○県で死亡数が10年で△△%増」型の報道)③相続関連サービスの地域進出判断 ④自治体の空き家対策計画・終活支援策の根拠データ ⑤相続実家対策の地域別差を知りたい個人 等。本データは出典 URL を全て明示しており、転載・引用は出典明記の上自由に行えます(公的統計は著作権なし)。
- Q. 本リサーチと他のリサーチの違いは?
- A. 本リサーチは家じまいくん リサーチ 通算9本目の「相続発生件数の予測指標」フォーカス版で、被リンク磁石としてメディア・士業ブログからの引用獲得を狙っています。関連リサーチは ①第1弾 全国空き家データ ②第2弾 相続実家100問 ③第3弾 4選択肢比較 ④第4弾 解体相場+47県補助金 ⑤第5弾 譲渡所得税ガイド ⑥第6弾 賃貸転用ガイド ⑦第7弾 47県別相続放棄ランキング ⑧第8弾 47県別相続税ランキング。本9弾は「これから相続が起きる規模」を示す入口データとして、他8本と組み合わせて「相続実家の現在地と未来地図」を構成します。
- Q. 家じまいくんのサービス内容は?
- A. 家じまいくん(iejimaikun.jp)は、相続実家の「最初の地図」を提供する診断+情報サイトです。12問5分の無料診断で「売る・貸す・住む・壊す」の4選択肢の手残りレンジ・税制特例適用可否・30日アクションプランを生成。9,800円の有料診断ではより詳細なシミュレーションを提供。法令・公的統計・国税庁/法務省/国土交通省/最高裁判所の一次情報のみから構成し、出典 URL 明記・推測ゼロ・「業界目安」表現で断定回避の嘘ゼロ運用が特徴。325エリア体制で地域別の補助金・制度・専門家窓口を網羅しています。
13. 出典一覧(2026-05-18 確認)
一次(公的統計・法令)
- 令和6年(2024)人口動態統計 参考表(厚生労働省・Excel): https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei24/xls/17_sankouR06.xlsx
- 令和5年(2023)人口動態統計 参考表(Excel): https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei23/xls/sankou.xlsx
- 令和元年(2019)人口動態統計 参考表(Excel): https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei19/xls/sankou.xlsx
- 平成26年(2014)人口動態統計 参考表(Excel): https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei14/xls/sankou.xls
- 総務省統計局 人口推計(2024年10月1日現在)第3表 都道府県・年齢3区分別人口(Excel): https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2024np/zuhyou/05k2024-3.xlsx
- 厚生労働省 人口動態統計 インデックス: https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html
- 総務省統計局 人口推計 インデックス: https://www.stat.go.jp/data/jinsui/index.html
- e-Gov 民法(明治29年法律第89号・第882条 等): https://laws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089
- e-Gov 不動産登記法(第76条の2 相続登記義務化): https://laws.e-gov.go.jp/document?lawid=416AC0000000123
- e-Gov 相続税法(第27条 申告期限): https://laws.e-gov.go.jp/document?lawid=325AC0000000073
関連公的情報
- 法務省「相続登記義務化」案内: https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00343.html
- 国土交通省「空家対策特別措置法(管理不全空家含む)」: https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000034.html
- 総務省統計局 令和5年(2023)住宅・土地統計調査: https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/tyousake.html
「いつか」ではなく「今」、実家の地図を持ちませんか
高齢化率 29.28%・後期高齢者比率 16.78% の日本では、「相続が起きてから考える」では遅い。家じまいくん診断(12問5分・無料)で「売る・貸す・住む・壊す」の4選択肢の手残りレンジを生前に試算し、相続発生時の意思決定を高速化できます。親世代との対話のきっかけとしてもご活用ください。
無料診断を試す →関連リサーチ(家じまいくん リサーチ シリーズ)
本リサーチは家じまいくん リサーチ 第9弾。「死亡数」「高齢化率」は相続発生件数の予測指標として、他のリサーチ群と組み合わせることで「相続実家の現在地と未来地図」を構成します。
- 2026年版 全国空き家データ徹底調査(リサーチ第1弾):47都道府県の空き家率・将来推計まで網羅した出発点ハブ
- 相続実家 100の質問(リサーチ第2弾):相続発生〜売却まで100のFAQで網羅
- 相続実家 4選択肢 徹底比較 2026年版(リサーチ第3弾):売却 / 賃貸 / 自己利用 / 解体 の4選択肢を中立比較
- 2026年版 空き家解体費用 全国相場と47県補助金一覧(リサーチ第4弾):解体シナリオの費用・47県補助金・固定資産税6倍問題
- 2026年版 相続不動産 譲渡所得税 完全ガイド(リサーチ第5弾):3,000万特控・取得費加算・小規模宅地の併用整理
- 2026年版 相続不動産 賃貸転用 完全ガイド(リサーチ第6弾):47県別空室戸数・平均家賃・契約類型5種・FAQ 70問
- 2026年版 47都道府県別 相続放棄申述受理件数 ランキング(リサーチ第7弾):司法統計年報から実機抽出・全国 308,753件 過去最高
- 2026年版 全国12国税局別 相続税申告事績 ランキング(リサーチ第8弾):国税庁統計年報から12国税局別の課税対象 被相続人 166,730人を整理
- 2026年版 47都道府県別 公示地価 ランキング(住宅地・商業地)(リサーチ第10弾・最新):国土交通省 令和8年地価公示。公示地価・路線価・固定資産税評価額の3指標使い分け
- 2026年版 47都道府県別 路線価 ランキング(リサーチ第11弾):国税庁路線価 + 相続税法22条根拠 + 3指標使い分け
- 2026年版 47都道府県別 介護保険認定者数 + 認定率 ランキング(リサーチ第12弾):厚労省 令和5年度年報の一次データで47県比較。相続発生前段階の予兆指標
- 2026年版 47都道府県別 司法書士事務所数 + 会員数 ランキング(リサーチ第13弾・NEW):相続登記で頼る司法書士の地域別密度を一次データで整理
- 2026年版 47都道府県別 中古住宅取引市場 規模指標 ランキング(リサーチ第14弾):売る場合の地域別市場規模感を47県別に把握。住宅・土地統計調査ベース
- 2026年版 47都道府県別 宅地建物取引業者数 ランキング(リサーチ第15弾):売却の相談相手=宅建業者の47県別母数と10万人あたり密度
- 2026年版 47都道府県別 老人ホーム入所者数 + 施設数 ランキング(リサーチ第16弾・NEW):相続発生前の予兆指標。親の入所と並行した実家じまい判断のため厚労省月報47県データを整理
- 2026年版 47都道府県別 賃貸住宅 平均家賃 ランキング(リサーチ第17弾):賃貸転用する場合の収益性比較材料。47県別 借家平均家賃 + 全国平均比 + 1畳家賃 + 構造別推移
- 2026年版 47都道府県別 弁護士数 ランキング(リサーチ第18弾):兄弟間に対立が出た時の相談相手。日弁連公式から実機抽出した47県別データ
- 2026年版 47都道府県別 税理士数 ランキング(リサーチ第19弾・相続税申告 相談相手指標):15単位会別ランキング + 域内密度 + 相続税申告の税理士関与割合 86.1%
関連ツール・コラム:
4選択肢 手残り簡易比較(ミニツール) / 相続税概算計算ツール(ミニツール) / 相続手続き 期限カレンダー(ミニツール) / 実家を相続したらまず何から?(コラム)
本リサーチは 2026-05-18 時点の人口動態統計(最新確定値=令和6年版)と人口推計(2024-10-01)に基づきます。公的統計の数値は公表後に異同訂正が生じる可能性があります(厚労省「人口動態統計」利用上の注意 参照)。死亡数 = 相続事案数の近似値であり、実際の相続発生件数・相続不動産発生件数とは厳密には異なります。具体的な相続手続き・税務判断は、必ず司法書士・税理士・弁護士などの有資格者にご相談ください。本記事は法的助言・税務助言を目的としたものではありません。